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OUR MISSION

夢を一緒に追いかけていきます!

町工場を拠点に、職人自らが、アイデア・構想段階から設計・プロトタイプ開発、そして量産化までを支援しています。豊富なものづくりの経験と愛情を持って、ものづくりイノベーターの夢を一緒に追いかけていきます!

浜野製作所は1978年の創業以来、ものづくりの町である東京都・墨田区で、板金やプレスなど金属加工業を営んできました。汎用性の高い基盤技術を生かして、機械装置からロボットやドローンなど多種多様な業界業種の製品を製作しています。

1993年、創業者である先代の急逝に伴い浜野慶一が代表に就任。その7年後に起きた、隣家の火災のもらい火による工場全焼事件が大きな転機となりました。機械を全て失い、たった1人の従業員に給与を支払えない苦境の中で、浜野の復活を信じて取引を続けてくれたお客様や、共に働き続けてくれた従業員、地域の方々の支えがあり、何とか再建することができたのです。

この経験をもとに生まれたのが「おもてなしの心を常に持ってお客様・スタッフ・地域に感謝・還元し、夢(自己実現)と希望と誇りを持った活力ある企業を目指そう!」という経営理念であり、我々が取り組むあらゆる活動の原動力になっています。

ABOUT

経営理念をもとに、種々雑多なお問い合わせに対して貪欲に、そして誠実に向き合っていく中で、「江戸っ子1号」や「電気自動車HOKUSAI」など産官学連携プロジェクトにお声がけいただくようになり、従来の町工場では築けないような幅広いネットワークが生まれました。オープンな町工場として、独自のポジションが築かれつつある2012年に、オリィ研究所 代表取締役CEOの吉藤健太朗氏が、製作の相談に訪れました。当時まだ学生であった吉藤氏は、病院生活を余儀なくされた少年時代に、自身が感じた孤独の問題を解決するため、コミュニケーションロボットの開発に取り組んでいたのです。美しく成形されたプラスチックのパーツを見て、どこの工場で製造したのか尋ねると、なんと掃除機とドライヤーを組み合わせた自作の真空成型機で製作したといいます。人並みはずれた情熱に感銘を受け、彼を支援しなければならないという使命感を感じたことが、Garage Sumidaの始まりです。浜野が自宅の一室をオリィ研究所の開発拠点として貸し出し、とあるメンバーは浜野製作所のアルバイトを始めるなど町工場とスタートアップの奇妙な関係が生まれました。

実は日本の町工場は最盛期の1/4にまで減ってきており、特に人件費や地価の高い東京でものづくりを続けることは容易ではありません。一方で、東京には大企業の本社やベンチャー企業、大学・研究機関などの集積があり、アイデアやテクノロジーを持った高度人材が集っています。しかし、彼らは新たなプロダクトを生み出す「ものづくりができない」という課題を抱えていたのです。社会の課題を解決しようとする人々を、ものづくりを通じて支援することができれば、新たな中小製造モデルを構築できるかもしれない…

ABOUT

そんな仮説を検証すべく、2014年に「ものづくり総合支援施設 Garage Sumida」を設立しました。町工場の中に作られたインキュベーションスペースを拠点に、職人自らが、アイデア・構想段階から設計・プロトタイプ開発、そして量産化までを支援しています。次世代パーソナルモビリティを開発するWHILLや、台風発電によるエネルギー問題の解決を目指すチャレナジーをはじめ、バラエティに富んだ数多くのハードウェアスタートアップがGarage Sumidaで開発を行ってきました。

また、ベンチャーに限らず大企業の新規開発部門や行政組織、投資家から研究機関など多種多様な人々がGarage Sumidaを利用しています。様々な人々が有機的に繋がる「ものづくりエコシステム」を発展させて、人類を進化させるものづくりイノベーションの拠点にしていきたいと考えています。

そのために、ものづくりのプロとしての経験や、2000年の苦しい時に我々が与えられた愛情を持って、スタートアップやイノベーションを起こそうとしている方々の夢を一緒に追いかけていきます!